新型N-BOXの快適な乗り心地と安定感は高性能ダンパーとリアスタビライザーがキーポイント!
こんにちは!
新型N-BOXに乗って皆さん驚くのが乗り心地の良さだとおもいます。
また背が高いスーパーハイトワゴンと思えないコーナーでの安定度も驚きました。
ということで今回は新型N-BOXではどのように極上の乗り心地と走りの安定度を実現しているのか調べてみました。
新型N-BOXでは「乗る人みんなの笑顔のために、すべての席に安心・快適な乗り心地。」というキャッチフレーズでクルマが無駄な動きをしないことに重点を置いて開発されたようです。
具体的には新型N-BOXでは、先進のダンパーシステムを採用するなど、クルマの動きを左右するサスペンションシステムを徹底的に高性能化したそうです。
乗り心地と操縦安定性を高い次元で両立する、高性能ダンパー
路面の荒れなどによる振動を効率よく吸収し、コーナリングではロールを適切にコントロールする高性能ダンパーを、すべてのサスペンションに採用しました。ダンパー内部のフリクションを徹底的に解析することで、一般的なダンパーに比べ減衰力がより早く立ち上がる特性を実現。
路面の荒れなどによる微振動をいち早く抑制し、また、段差の乗り越えなどで大きなチカラが加わった場合も、より低い減衰力を素早く発生します。
これにより、さまざまな路面状況や走行状況において、乗り心地と操縦安定性を高い次元で両立させました。
剛性を高めながら軽量化を達成した、フロントサスペンション
■マクファーソン・ストラット式 フロントサスペンション
■H型トーションビーム式 リアサスペンション
ダンパーロッドをφ18mmからφ20mmに大径化するとともに中空化し、剛性を高めながら軽量化を達成しました。
また、ナックル(FF車)やスタビライザーリンクなどを、従来のスチール製からアルミ製に変更しました。
これらにより、一輪当たりのバネ下重量を軽減。タイヤの路面追従性を高め、操縦安定性や乗り心地に寄与。
安心感の高い運転フィールとソフトな乗り心地をもたらす、リアサスペンション
●コーナリング時のロールを抑えるリアスタビライザー
クルマのロールを抑え水平方向の姿勢を安定化させるスタビライザーを、FF車のリアサスペンションに新たに採用しました。
フロントスタビライザーと合わせてコーナリング時のロールを抑え、安心感の高い運転フィールを提供します。
さらに、スタビライザーによってロール剛性を高めることで、サスペンションのメインスプリングのバネレートを低くすることができ、ソフトで快適な乗り心地を実現。
●振動吸収性にすぐれる大径コンプライアンスブッシュ
リアサスペンションをボディー側で保持するコンプライアンスブッシュをφ58mmからφ65mmに大径化。
ゴムボリュームを増やすことで、より高い振動吸収性を実現。
以前書いたようにFF車と比べて4WD車はロールが大きいとの記事を書きましたが、このリアスタビライザーの有無が大きい感じですね。
N-BOXは凸凹道でもすっと収めてくれるソフトな乗り心地はホンダ開発陣がかなりロードテストを繰り返し実現したんだろうなって感じます。
背が高いスーパーハイトワゴンという制約の中、ロール剛性を高めてドライバーからしても走りやすいクルマになっていると思います。
ということで新型N-BOXの乗り心地と走りの良さは試乗でも感じましたが、納車から3ヶ月経ってますます実感しています。
それでは、また!
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